高血糖・糖尿病対策に『黒豆の煮汁』

膵臓の働きを活性化させてインスリン注射も薬も大幅減!糖尿病を遠ざける『黒豆の煮汁』。 健康維持に欠かせない栄養素を網羅した黒豆を効率よく摂取!糖尿病には黒豆の煮汁が一番! 煮る時間は?飲む量は?「黒豆の煮汁」の作り方と飲み方のポイントを解説。



■黒豆の生きた酵素がたっぷり!

黒豆の煮汁とは、読んで字のごとく、水に一昼夜ほど浸けた黒豆を煮出して作る黒い汁のことです。 黒豆から出た栄養素や生きた酵素がたっぷり含まれていて、さまざまな健康効果を発揮。 血圧が下がる、白髪が黒くなる、耳鳴りや飛蚊症が消える、寝つきがよくなるなど、多くの声が寄せられています。 特に黒豆の有効成分が目覚ましい効果を発揮しているのが、糖尿病の改善に対してでしょう。 黒豆の煮汁を摂取すると、糖尿病患者の血糖値が下降したという例が多く見られます。 中国では古来より黒豆の薬効を重視しており、糖尿病(中医学では消渇といいます)は 五臓六腑の中でも血を蔵するといわれる「腎」と深い関係があり、黒豆で補うのがよいとされています。 日本でも江戸時代などは、一般的な黄大豆は食用とされていましたが、黒豆は薬用とされていたほどです。

重度の糖尿病の治療にはインスリン注射がつきものです。インスリンを分泌する膵臓の細胞のうち、80%が働かなくなると インスリン注射が必要となるといわれます。失われた細胞の機能は再生しないため、一般には、一度注射を始めてしまうと 手放すことが難しいと考えられてきました。 ところが、黒豆の煮汁を飲用して血糖値が下がった患者さんの中には、インスリン注射を減量できるほどの改善を示した方もいます。 インスリン注射が減らせるということは、膵臓のインスリン分泌機能そのものが高まったということを意味します。


■活性酸素を除去し、合併症リスク減!

さらに、遺伝子レベルでの研究が進むと、あいまいだった黒豆の健康効果に科学的な裏付けもされるようになりました。 黒豆に含まれている物質の中でも、糖尿病に対して特に有効なのが「トリプシンインヒビター」という物質です。 トリプシンインヒビターを摂取すると、十二指腸潰瘍が刺激されてパンクレオザイミンというホルモンを分泌させます。 このホルモンが膵臓の働きを活性化。インスリン分泌細胞の増殖や肥大が起こると考えられています。

マウスを使った実験で、トリプシンインヒビターを投与された個体は、膵臓細胞が増加した(膵臓が大きくなった)という 結果も出ています。黒豆はトリプシンインヒビターと、その仲間のキモトリプシンインヒビターを豊富に含有。 合せて、高血糖の下降に作用する物質「プロスタグランジンE」も含まれており、糖尿病の改善に黒豆が効果的であると、 科学的に証明されたわけです。人間には、体を錆びさせる活性酸素を除去する酵素「スーパーオキシドジスムターゼ」 が備わっています。しかし、この酵素は年齢とともに減少していくうえ、現代はただでさえ、紫外線やストレスなどで 活性酸素が蓄積されやすいといえます。 黒豆にはスーパーオキシドジスムターゼも含まれており、活性酸素除去に働きます。 糖尿病患者の方は、活性酸素の悪影響を受けやすい状況ともいえ、合併症のリスクとも増加します。 黒豆の煮汁を飲用することで、血糖値のコントロールはもちろん、合併症を遠ざける助けにもなるでしょう。 栄養価と健康効果の高い黒豆の煮汁を、糖尿病の改善と、全身の健康維持のためにお役立てください。



■栄養素の吸収が効率よく行える

上記で説明したとおり、黒豆には糖尿病改善のために有効な成分が豊富に含まれています。 その他にも、アントシアニン、イソフラボン、ビタミンEなどに加え、亜鉛、マンガンといった微量ミネラルも含有。 こういった栄養素が、トリプシンインヒビターとスーパーオキシドジスムターゼの働きを助けています。 黒豆は健康維持に欠かせない沢山の栄養素を網羅した、いわば卵のような食品なのです。

ならば黒豆をそのまま食べればいいじゃないか、とお思いになるかもしれません。 しかし、煮汁にして飲用するからこそ得られる利点があるのです。 乾物の黒豆から水できちんと戻して作った黒豆の煮汁には、前述した栄養素や酵素がたっぷり含まれています。 黒豆の煮汁を飲用する際の注意点として、作り置きをせずに、なるべく1日で適量となる600mgを飲みきることが勧められます。 これは栄養素や酵素が壊れずに残っているため、できたての煮汁を冷蔵庫で保存することで、 酵素を生きたまま摂取できるからです。煮汁にする最大の利点は、体への栄養素の吸収が効率よく行えること。 固形の黒豆を食べるよりも、スムーズに健康成分を摂取できるようになるのです。


■煮汁の飲用1ヶ月で血糖値が下降!

また、黒豆は食べ過ぎるとカロリーがオーバーになる場合があります。効果手的だからと言って、糖尿病の方は注が必要になります。 その点、水と黒豆だけで作る煮汁であれば、カロリーを気にする必要はなし。安心してお飲みいただけます。 糖尿病患者さんの、血糖の改善を調べた調査では、早い方では煮汁の飲用後1〜2ヶ月で血糖値が下がっています。 インスリン注射減量を達成した方の例もお話ししましたが、糖尿病薬の量を減らせた方、手放せた方もいらっしゃいます。 黒豆の煮汁は「糖尿病予備軍」と言われて血糖値を改善したいとお考えの方も、ぜひお勧め。 黒豆の健康効果がギュッと詰まった煮汁を飲用して、糖尿病と決別していただきたいと願っています。



■黒豆の煮汁の作り方

しっかり水でもどして、短時間だけ加熱

黒豆の煮汁は市販の黒豆と水だけを使って、自宅で手軽に作ることができます。 その効能をより高めるには、次のような点に留意するとよいでしょう。

▼黒豆を煮る時間
血液サラサラ効果を高めるには、黒豆を沸騰後に弱火で20分煮ますが、糖尿病の改善を目指す場合には、 弱火で煮る時間を5〜10分とします。長く加熱すると、インスリン分泌を促す消化酵素が壊れるためです。

▼煮ているときに出るアク
煮ているときに浮き出るアクは救わないこと。アクにはサポニン(コレステロールや中性脂肪を下げる)という有効成分が 含まれているからです。

▼飲むときの温度
出来上がった黒豆の煮汁は冷蔵庫で保存します。飲むときは、冷やしたものをそのまま飲みます。 理由は先に上げたとおり、消化酵素が熱で壊れるのをなるべく防ぐためです。

▼1日に飲む量
1g(5〜7カップ)の水で作ると、出来上がった黒豆の煮汁は600mlほどになります。 これが1日分の量です。実際に飲むときは、2回に分けるなら300mlずつ、3回に分けるなら200mlずつ飲みます。

▼余った場合の保存
出来上がった黒豆の煮汁は、なるべく1日で飲みきるようにしますが、余った分は冷蔵庫に入れます。 ただし、2日程度で飲みきらないと、味が変わるので注意します。

▼飲む時間帯
厳密な時間の決まりはありませんが、1日2〜3回、食間の空腹時に飲むようにします。

▼ふだんの食生活
黒豆の煮汁を飲む以外は、特に変える必要はありません。

▼残った豆
そのまま食べたり、料理にも活用できますが、50gの黒豆のカロリーはご飯3杯分あり、カロリーオーバーには要注意です。